わからないこと
更新日:2022年10月26日

私のレッスンでは、「わからなかったら、わからないと言ってください」と必ずお願いしています。
また、レッスンの中でも「わかるか」をできるだけ細かく聞くようにしています。
それは、何がわからないのかは人によって違うからです。
知らなくてわからないことは知識として教えればいい。
でも、創造もつかずにわからないことを、ただ知識として教えても、それは単なる詰込み型になってしまいます。
特に、日本語の場合は、文化の違いから「わからない」ということが多々でてきます。
生徒さんに「わからない」と言っていただくことは、私自身のレベルアップにもつながります。
私自身も、何が日本特有のもので、何がその人の国にないものかわからないからです。
当初は「わかりません」を連発されて、戸惑った部分もありました。
もちろん、今でも「わかりません」の言葉をいただきます。
これから日本語を学ぶ皆さん、ぜひ「わからない」を恥ずかしがらずに言ってください。